ドローン測量世界大手、スカイキャッチ社CEOインタビュー

ドローン測量世界大手、スカイキャッチ社CEOインタビュー


Posted date:2016.01.24


スカイキャッチ_ドローン

photo by skycatch HP



 ドローンを使った測量サービスで世界の先頭を行く米スカイキャッチ。同社は業界屈指の全自動ドローンやデータ解析ツールを提供することで市場を牽引。日本ではコマツが同社製の製品やサービスを取り入れていることで話題となった。ドローンビジネスの未来を見つめるスカイキャッチとは。クリスチャン・サンズCEOに話を聞いた。

 以下、インタビュー

 スカイキャッチの製品、サービスの一番の強みは?また現在、どのような顧客と取引が進んでいるのでしょうか?

 スカイキャッチが誇るのはハードウェアの信頼性とデータ処理技術です。なかでももっとも重要なのはデータ分析。つまりデータから価値を引き出すことができという点です。

 測量に関してはきわめて高い精度を誇っており、これまで1週間かかるようなタスクを3~4時間に短縮できます。

 スカイキャッチの社員規模は70名程度で、小規模の支部が日本とカリフォルニア州サクラメントにあります。またメキシコにかなり小さい支部も。

 現在、主に取引をさせていただいているのは、日本のコマツ、クレコ(Cleco)、エイコム(AECOM)、ベクテル(Bechtel)など。日本支社には3人が在籍しており、年内に8人くらいに増やそうと考えています。これまで数ヶ月間は、コマツと良好なパートナーシップを築きあげるために集中してきました。現在は、新たなクライアントを獲得するために準備を進めています。

スカイキャッチに投資しているのはどのような企業、また団体、個人ですか?

 アヴェロン(Averon)、グーグルベンチャーズ(GoogleVentures)、ベガステックファウンド(VegasTechfund)、クアルコム(Qualcomm)、リバーウッドキャピタル(Riverwood Capital)、コマツ、マーク・ベニオフ(セールスフォースCEO)、オートデスク(Autodesk)などです。

スカイキャッチにとっての市場は?

 今のところ集中している建設だけで数千億円市場。将来的には、鉱山、インフラなどの点検、他の市場にも進出したいと考えています。ハイレゾリューションデータを入手できるという強みを持つスカイキャッチのサービスは、他の市場でも効力を発揮すると思います。ただ現状では点検のマーケットが技術の面からリーチしやすい最大の市場になると考えています。他の市場は技術のさらなる発展が必要。

 地域的には、日本もそうですが、オーストラリアの市場が大きくなると予想しています。理由としては規制がより柔軟であること、鉱山ビジネスが非常に大きいこと、建設ビジネスが大きいこと、すでに現地企業と強い関係性を築けつつあるということなどです。

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