ドローン測量世界大手、スカイキャッチ社CEOインタビュー

ロボティア編集部
ロボティア編集部
スカイキャッチ_測量
photo by skycatch HP

 スカイキャッチがビジネスをグローバル展開していく上での戦略は?

 小さい会社なので資源を集中させたい。顧客にとって有意義で役立つことを、現在の製品で確実に形にしていきます。また顧客との関係を築き、ビジネスを進めていくうえで、どの分野、どの国で需要があるかなど、情報を手に入れて方向性を決めていこうと考えています。優先度としては日本とアメリカが高いです。

 製品やサービスを展開していく上での課題は?

 産業側が、いかに早く自分たちの技術を有用であると学習し理解するか。もちろん、早ければ早いほど会社が拡大するのも早くなでしょう。

 競合すると考えている企業はありますか?

 現状、スカイキャッチが提供しているレベルで顧客に価値を供給できる企業はないと思っています。初期はオートデスク(Autodesk)が建設を最適化しているという点で競合相手になりうると考えましたが、競合する代わりに提携するという道を選びました。

 そもそも、ドローンを使った測量や点検は新しいマーケット。いろいろな競合企業が出てきて、その技術的な価値を伝えてくれることはとてもいいことだと考えています。

 スカイキャッチは自社の製品、サービスをどのように差別化している、もしくはできると考えていますか?

 スカイキャッチは常に、データから得られる情報やインテリジェンスにフォーカスしてきました。当初、ドローンそのものへのフォーカスは低かったのですが、ハイレゾリュ―ションデータを手に入れるために、信頼できる機体開発も進めてきました。これまで、要求水準の高い大企業と組み、一日に数時間も飛行およびデータをとる訓練をしてきましたが、そのようなことをやっている企業は他にありませんでした。

 他の企業がドローンを使った測量・点検ビジネスに進出するとして、その参入障壁の高さをどう考えますか?

 建設件数の多さを見れば参入障壁は高くないと言えるでしょう。スカイキャッチのテンプレートを使って、他の企業が参入することも出来るでしょうし、それは簡単だと思います。だだし、重要なのは資金の確保や、しっかりとしたサポートを用意できるかどうか。また、正しい顧客と組んで生き残っていけるかどうかだと思います。建設業界だけでも可能性はとても大きい。誰しも参入できる機会があると思います。

(ロボティア編集部)