ディープラーニング for Java開発者・アダム・ギブソン氏の野望

ロボティア編集部
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ミシガン工科大学
ミシガン工科大学 photo by wikipedia

「私の夢は、“自分自身に一生金銭的な投資をすることができるコンピュータ科学者(Self-Funded Scientist)”として生きていくことです」

 これは、アダム・ギブソン氏本人の言葉である。年齢わずか27歳である彼は、オープンソース・ディープラーニング・フレームワークであるDL4Jを開発し、2013年に自身が参画する4番目のスタートアップ・スカイマインドを設立した。アダム・ギブソンはウェブニュースメディア「マイクロソフトウェア」のインタビューに次のように答えている。

「みんな怠けるために懸命に働く(Work hard to be lazy)のでは(笑)?僕の場合は、コンピュータを自動化して開発の仕事を減らすために、懸命にコーディングに励んでいます。ディープランニングの用途は他でもなく、コンピュータにデータ、ツール、パターンを入力、エンターキーを打って、自動的に答えを得ること。まるでゲームのようにです。それが、ディープラーニングのすばらしい魅力ではないでしょうか」

 ギブソンCTOは、2010年にミシガン工科大学に入学してコンピュータ工学科で経営情報システムを専攻した。この時彼は、コーディングする時間を減らさなければ、開発者が経営に参加する時間を作ることが難しいということを学んだ。そしてその後、1年ほど人工知能(Artificial Intelligent、AI)関連授業を受けたアダム氏は、コー​​ディングする時間を短縮するためには、人工知能技術が必要だという点に気づいた。

「怠けるために懸命にコーディングする」という言葉は、そんな経験から出てきたものである。彼は大学在学中にDL4Jを開発し、非営利会社のコンサルタントとして働いた。そして大学3年生の時に、最初の設立したスタートアップが成功をおさめると大学を中退した。

「お金を儲けると、学校に行くことに疑問を感じ始め最終的に中退しました。2012年に最初に作ったスタートアップでは、リアルタイム株式取引の事業をしました。主に海外取引に使用されるソフトウェアを開発して販売していました」