SONYが写真や動画を撮影できるスマートコンタクトレンズの開発に乗り出してるという情報がありました。2013年5月に特許を米国特許庁に提出。その事実が、海外メディアによって最近報じられました。
特許と関連する情報によれば、レンズは有機エレクトロルミネッセンスできたディスプレイを備えており、ユーザが瞬きすることでディスプレイを通じてレンズを操作することができるとされています。また、カメラはオートフォーカス、自動露出調整、ズーム機能を備えており、ビデオを録画・保存し再生することができます。スマートフォンへの接続も不要で、ストアデータを取得することも可能だそうです。
現在、Googleとサムスンも、スマートコンタクトレンズ関連の技術を開発していると言われています。2014年、Googleは糖尿病患者が、自身の涙に含まれる血糖値を測定するために役立つハイテクレンズを発表しています。また同年には、サムスンは小さなカメラを収納するスマートコンタクトレンズの特許を韓国で申請しています。
ソニーのスマートコンタクトレンズを紹介した動画(本文下)には、人間とデジタルが融合した不思議な世界が描かれています。なかでも「人々の大事な時間を記録する」というコンセプトは、多くの人々を惹きつける可能性が高いは。開発が進み、お披露目される日が楽しみです。
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