香港のロボット玩具メーカー・ワウウィー(Wowwee)が、ゲームやエンターテインメント専用ドローン「ルミ(Lumi)」を開発し、クラウドファンディングサイト「インディーゴーゴー(Indiegogo)」を通じて資金繰りを開始した。目標金額は2万5千ドル(約272万円)となる。
ワウウィーのドローンは屋外というよりも室内向き。屋内で飛ばせるよう、障害物回避センサーを搭載されており、壁や照明、家具など室内のインテリアを認知・回避しながら飛行する。タブレットなどのデバイスを使用したワンタッチ操作が可能で、宙返り、8の字飛行などの操作が自由自在に行える。ビーコン端末器を使って、人物を追いかけることも可能だ。
なかでも、もっとも注目される特徴は「リズムゲーム機能」だ。ルミには、ゲームセンターやスマホゲームでも人気が高いジャンルである、リズムゲームの要素をドローンに搭載した。ドローンの点滅に合わせ、ユーザーはモバイルデバイス上で同じ色を素早く押す。もし色を押し間違えると、残念ながらドローンは落下していく。逆にデバイス上でしっかりとボタンを押すことができれば、リズムに合わせてドローンの色も合わせて変わる。なお、二人で対戦も可能。ルミは、今年9月からインディーゴーゴーのスポンサーを対象に、提供される見通しとなっている。
photo by wowwee