【まとめ】世界のIT企業が進めるドローンプロジェクト

【まとめ】世界のIT企業が進めるドローンプロジェクト

Written by 田野タクヤ

Posted date:2016.05.19

プロジェクトプリモニション
プリモニション・プリモニション photo by microsoft  

 大手IT企業によるドローン関連プロジェクトが次々と進められています。

 まず、半導体メーカー・インテルと、米通信会社大手AT&Tは2月、モバイルワールドコングレス2016(MWC)で、ドローンがLTEネットワークを通じてどう動作するか確認するための協力チームを設置したと発表しました。そのプロジェクトでは、インテルのモデムおよび衝突防止技術を搭載したドローンが、実験に使われているそうです。

 もともとLTEネットワークは地上の機器を接続するように設計されたネットワーク。ただ、AT&TのITF(Internet of Things and Foundry)チームは、ビデオストリーミング、テレマティックス送信(移動体に通信システムを組み合わせて、リアルタイムに情報サービスを提供すること)、フライト情報共有などをサポートするため、信号の干渉と高度などを考慮し、ドローンにLTEを適用する場合の利点を研究しています。

 そもそもAT&Tは、IoTをサポートするために無線インフラの構築を検討していますが、ドローンもその一部になる可能性が高いと見られています。

 マイクロソフト社の研究機関マイクロソフトリサーチは、プリモニション・プロジェクト(Project Premonition)を推進中です。これはドローンを使って害虫を捕獲したり、疫病の発生を防ぐためのプロジェクト。共同で参加するのはジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)、ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)、セントジョージズ大学(St Georges University)の研究者たちで、舞台はグレナダとなります。

 同プロジェクトではまた、ドローンがハッキングされることを防ぐオペレーションプログラムの開発も担当しています。

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