韓国・ソウル大学、高速道路での自動走行テストに成功

ロボティア編集部2016年5月21日(土曜日)

 韓国で初となる、高速道路での自動運転車=無人自動車の試験走行が実施され、無事に成功した。ソウル大学の研究チームが開発した無人自動車は、一般車両がともに行き来する京釜高速道路を約40kmにわたり走行。運転席には人間が同乗したが運転には関与せず、自律走行プログラムが他の車両や交通状態を判断し、自動で運転を制御した。

 高速道路におけるテスト走行は、昨年ドイツが成功させた後、米国や日本など6カ国が先を争って競争している。韓国では今年2月、安全性評価を通過した無人自動車に限り、一部区間での走行が許可された。

 ソウル大学の研究チームは、2020年までに、道路や路肩など、すべての区間を自律走行車で移動できるよう、無人自動車を開発・発展させる計画だ。

※走行シーンは動画20秒くらいから