インテルがなぜ「ドローン事業に熱をあげるのか」を整理してみる

ロボティア編集部
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photo by airware HP

 なおインテルは、アセンディング・テクノロジーとユニークのほかにも、エアウェア(Airware)、プリシージョンホーク(PrecisionHawk)など、複数のドローンメーカーに投資している。

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 なぜインテルはそこまでドローンに投資するのだろうか。インテルを支えてきた事業はCPUなどを筆頭にした半導体事業。なかでもPC関連製品が中心だった。ただ、モバイル時代になると「スナップドラゴン(Snapdragon)」などで有名なクアルコム(Qualcomm)が登場し苦境に立たされてしまう。

 インテルは先月にはついに、モバイルチップの生産中止を正式に宣言している。モバイル市場に突破口を見つけることを半ば諦めざるをえないという状況の一方で、多岐にわたり活発な投資を行い、新事業やビジネスの種を模索している状況だ。モノのインターネット(IoT)、コネクテッドデバイス(インターネットに接続している機器)、クラウドサービス(Cloud service)などがその代表例となる。ドローンも、そんなインテルの将来の計画のひとつとなる。

 ところで、先月4月には米連邦航空局(FAA)に政策諮問委員会が構成された。インテルのブライアン・クラーザーニッチCEOは、同委員会の代表を務めることに。”ドローンびいき”のクラーザーニッチCEOが就任したとなれば、米国のドローンの政策にも前向きな変化が起こるかもしれない。