フォクスコンが工場をロボット化...6万人分の雇用削減へ

ロボティア編集部
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foxcon
photo by baidu

 アップル、サムスン電子、マイクロソフトなどの携帯電話を製造する企業・フォックスコン(Foxconn=鴻海科技集団)が、工場にロボットを投入し、人間の労働者と大幅に代替する方針であることが明らかになった。これにより、約6万人が職を失うと予想されている。また、アップルがこれから先に発売するiPhoneやiPad、またサムスンのギャラクシーシリーズは、ロボットが組み立てた製品となる可能性が高い。

 フォックスコンはロボットの導入をさらに進めることで、人件費の大幅な削減が可能になると期待を示している。同時に、人間の労働者に週60時間以上の業務を禁止している中国労働法の規定に違反ぜず、既存の生産性を維持できるとの見通しだ。

 これらは、フォックスコンに製造業務を委託するグローバル電子企業にも朗報になると注目されている。人件費が減るため出費を節約することができるからだ。

 最近、中国ではロボットを生産ラインに投入する企業が急速に増えている。並行して、単純作業に従事する労働者の雇用が奪われ、失業が深刻化するという懸念が出始めている。フォックスコンはロボットの導入について「単に大量の失業が発生することを意味しない」と否定。研究開発、品質管理などの高付加価値の製造工程に、既存の労働者を誘導することになると楽観視している。つまり、人間は単純な作業から解放され、さらにクオリティーの高い仕事をするようになるというのだ。