世界的に深刻化する水不足...IoT技術をどう活用する!?

ロボティア編集部
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Water surface
photo by vilcap.com

 併せて、このようなSWMシステムが徐々に拡大された場合、飲用環境の改善はもちろん、昨今の干ばつや異常気象による国家的な水資源問題の解消にも役立つとして、注目されている。韓国水資源公社(KOWACO:通称K-water)はSWMシステム拡大のため、韓国の大手携帯通信業者であるSKテレコムと業務提携を締結したと発表した。

 日本では経済産業省が今年9月、水インフラの維持管理にIoTを活用する実証試験を始めると発表した。いまや日本の水道施設及び下水道施設はその多くが老朽化する時期に入っており、これらに起因した事故発生や機能停止を未然に防ぎ、水資源を有効かつ適切に利用していく必要があるからだ。日立製作所やNTTデータと協力し、浄水場などをネットワーク化して水道事業者のデータを集約するプラットフォームを構築。人工知能(AI)がデータ解析しながら設備寿命や薬品投入量を算出する。プラットフォームは他の社会インフラへの展開や、輸出にも生かしたい考えだ。

 また、節水型のトイレ、シャワーヘッド、洗濯機、食洗機など、快適さを維持しながら、従来製品に比べて20~30%も水を節約する製品が日本では次々と開発されている。そればかりか、日本の海水淡水化技術は世界的に見ても高いレベルにある。今後、ビジネスとしての成功や国際的な貢献など、目に見える形での水技術の発展が期待されている。