アニメ「ずんだホライずん」フィギュア販売にブロックチェーン導入...シンガポール企業

ロボティア編集部2018年4月5日(木曜日)

シンガポールのブロックチェーンエンターテイメントスタジオ「ブロックパンク(BlockPunk)」が、フィギュアのオンライン販売にブロックチェーンの技術を導入した。

ブロックパンクは、日本の人気アニメ「ずんだホライずん」とのコラボレーションにより、フィギュア販売ショップ「クリプトアニメ」を運営する。クリプトアニメのウェブサイトでは、仮想通貨(イーサリアム)を支払い手段として使用して、ずんだホライずんの限定フィギュアを販売する計画だ。

ずんだホライずんは、東北地域の支援を受けた東北文化を促進するアニメーション。2018年の東京アニメアワードフェスティバルで4位を獲得したことがある。

なお、フィギュア販売にはブロックチェーン技術を導入され、それぞれのフィギュアにはメーカーや所有者の証明記録が刻印される。また、フィギュア購入者は、スタジオ公式ウェブサイトに名前を記録し、販売されたフィギュアの公式所有権を認められるようになる。

ブロックチェーン技術の導入で販売されるフィギュアのすべての売上金は、震災を受けた東北地域に全額寄付される。

ブロックパンクCEOであるJulian Lai-Hung氏は、「分散化技術の利点をアニメーションや映画など様々なエンターテイメント事業に導入するが私たちの使命」と述べ、「仮想通貨のメリットを通じて、所有者に希少性のある物品の長所をアピールできる」と強調している。

Photo by Crypto Anime HP