スケートボードを高速化するロボット・キックスティック爆誕

ロボティア編集部2016年8月16日(火曜日)

 スケートボードを、自動車のように高速にしてくれるロボットスティックが開発され、注目を集めている。ロボット開発企業・ライズロボティクス(Rise Robotics)が開発したキックスティック(Kicstick)だ。

 使用法はいたって簡単。一般的なスケートボードに乗ったまま、片手でキックスティックを握り、車輪部分を地面に向ける。そして、ボートのパドルのようにスライドさせるだけだ。すると、キックボードに乗った人はロボットの動力で50km / hまでスピードを出すことができるという。

ロボットスティック2
photo by Rise Robotics

 ライズロボットに所属するデザイナー・カイル(Kyle)氏は、「開発者の間で興味本位で開発してたロボットスティックを、3Dプリンタで実物にした(中略)当初、思ったより速いスピードが出て、開発者全員が驚いた」とコメントしている。動画ではドローンを使った撮影も行っており、なんだか楽しそうな職場という印象だ。

 キックスティックはすぐに製品化される予定。ただ、スケートボード初心者の事故を誘発するアイテムにもなりえるので、安全対策は必須になりそう。