太陽光飛行機で世界一周した男たちの次の目標は太陽光ドローン

 気候や環境の変化を捕捉するという点においては、定められた軌道を飛ぶ衛星よりも、ドローンの方が有用だとする見解もある。ピカール氏は「クリーンエネルギーに対する認識を高め、このエネルギーが化石燃料よりも優れているということを示す」と意気込みを語った。

 現在、ドローン業界では、バッテリー持続時間や、飛行時間を延ばすための努力が行われている。空を飛べるという利点があっても飛行時間が限られていては、応用に限界があるからだ。太陽光がひとつの“解”となるか。ドローン関係者のなかでも注目を集める挑戦となりそうだ。

河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。