パナソニックのロボット「ホスピ(HOSPI)」医療現場から空港・ホテルでも活用

ロボティア編集部
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パナソニック_hospi_ホスピ_サービスロボット
photo by Panasonic

 パナソニックは11日、自律型配送ロボット「ホスピ(HOSPI)」を”再発表”した。ホスピは、プリインストールされ地図情報、対象認識センサー、衝突回避アルゴリズムを搭載し、物を配達する機能を持つ。また英語、中国語、日本語などを駆使しながら、人々にさまざまな情報を提供するサービスロボットとなる。

 ホスピは、1月中に成田空港とANAクラウンプラザホテル成田に配置される。成田空港では食器を回収しつつ、前面に備え付けられたディスプレイで旅行に関連する情報を提供する。ホテルのロビーでは、飲料が入ったボトルを顧客に配達したり、旅行情報を提供する業務に就く。ただし今回は試験運用であり、本格的な実用化・配置計画はないという。

 なお、これまでホスピは医療現場で活躍してきた。今回は、より広い分野での利用を想定した実証実験といえそうだ。

 一方、海外ではホテルの宿泊客に必要な物品を届ける、「ルームサービスロボット」が徐々に実用化されはじめている。なかでも特に注目を浴びているのが、米スタートアップ・サビオケ(Savioke)が開発したサービスロボット「リレイ(Relay)」だ。

 リレイは、スタッフの代わりに宿泊客が希望する物品を届ける。身長は91㎝で、スピードは人が歩く速度と同じくらいだ。リレイの本体の上には、物を置くスペースもある。レンタル費用は月8000ドルだ。 利用方法としては、宿泊客が必要な物を頼むと、ホテルスタッフがロボットにそれらを搭載し、部屋番号を押す。するとロボットは無線でエレベーターを呼んで、Wi-Fiと3Dカメラを使用しながら部屋に向かう。部屋のドアの前に到着したリレイは、部屋に電話して物品の到着を告げる。配達後には自律的に充電ドック(Dock)に戻り、待機する。

 サビオケ社は、リレイが現在、5つのホテルブランドで、合計12台が稼働していると説明。2015年には1万1000件の注文を処理し、最近ではスターバックスのコーヒー配達も開始した。なお、最も多かった用事は、歯磨き粉の配達だったそうだ。