また人工知能(AI)とロボット、自律走行車など、第4次産業革命(インダストリー4.0)の時代における、ベーシックインカムの必要性も示唆した。
「ベーシックインカム導入の先頭に立っているのは、皮肉なことに第4次産業革命を牽引し、人々の仕事を奪ってきたシリコンバレー(中略)彼らはテクノロジーが人間を代替することで仕事がなくなり、(自動化で)生れる利益が少数に集中することで、大衆の消費余力は低下、不平等が深刻化、最終的に資本主義体制は崩壊すると見ている」と説明した。
またイ市長は、カナダ、アメリカ合衆国アラスカ州、フィンランド、フランスなど各国のベーシックインカムの実験例、自由主義経済学者やオバマ米大統領の発言も紹介した。
またイ市長は、「韓国では“タダでやると怠け癖がつく”とう論理で(ベーシックインカムを)ポピュリズムと非難している」とし、「韓国初の試みとして成功した城南市ベーシックインカム実験(青年配当)を、中央政府を通じて全国に拡大するのが目標」と強調した。
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