ロボット同士の論争はすでにはじまっている!?....「ウィキペディア編集合戦」の研究結果公開

 そのことは、人間にとっても決して無関係ではないはずだ。ロボットやコンピューターが、設計者が予想だにしなかった形で編集作業を際限なく続けることで、人間に提供される情報の質が変化していく可能性があるからだ。ものごとの意味や真実を定義する作業が自動化、つまり”知の自動化”が起こるなか、人は何をものさしとして世界を捉えるようになるのか。そこに答えを見出す作業は、人工知能時代の到来とともに人間の課題のひとつとなるやもしれない。

河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。