ロボットが人間に質問「ソーシャルフィードバック」AIのミス低減

ロボットが人間に質問「ソーシャルフィードバック」AIのミス低減

Written by Shinji Ikematu

Posted date:2017.03.21


photo by youtube


 現在、リシンク・ロボティクス社が開発するバクスターなど、人間と協業するタイプの新たな産業用ロボット「コ・ロボット」が徐々に普及を迎えている。そこで、ひとつの焦点となっているのが、「いかにロボットの作業ミスを減らせるか」という点だ。

 MITとボストン大学は、異常を検知する人間の脳波を直接伝えることで、ロボットのミスを減らそうという研究を試みている。まるで人間とロボットがテレパシーで交信するかのようにコミュニケーションを図る実験映像は、世界的に話題となった。

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 一方、米ブラウン大学にあるステファニー・テレックス氏のラボで研究する科学者たちは、異なった角度からアプローチを続けている。それは、ロボットに「ソーシャルフィードバック」のプロセスを理解する技術を教えるというものだ。人間は分からないことがあると周囲の人間に質問したりと、社会的な環境を利用し自分の能力を向上させていく。その能力を、ロボットにも適用しようという訳だ。

 米ブラウン大学が公表している研究動画では、人間とロボットがジェスチャーや会話をしながら作業を改善していくシーンが記録されている。ロボットは理解できない状況に陥ると、混乱状況を克服するため、人間に質問したり、ジェスチャーを読み取ろうとする。

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参照
spectrum.ieee
sciencedaily.com