NAVERが韓国最大の出前アプリ「配達の民族」に35億円投資…O2O業界でも広がるAI活用

NAVERが韓国最大の出前アプリ「配達の民族」に35億円投資…O2O業界でも広がるAI活用

Posted date:2017.10.31

一方、民泊アプリ「ここどう?」を運営する「With Innovatio」もAI研究‧開発に積極的だ。同社は今年3月にAIチャットボット「アルフレッド」をリリース。9月には、「AIスマートレビュー通知サービス」を導入している。

AIスマートレビュー通知サービスは、ディープラーニングを活用し、ユーザーが作成したレビューを解析。単語や文脈から肯定・否定的な意見を読み解き、ユーザーの感情を感知する。仮に利用者が特定の宿泊施設に対して不満を抱いたレビューを残せば、AIそれを判断し、宿泊事業主に伝える役割を担う。宿泊者側は、多くのレビューをいちいち読まなくても、苦情について迅速に対応することができる。

またWith Innovatio は30日から、新サービスのためのデータ収集作業を開始する。これは価格、備品、位置などの基本情報ではなく、宿泊施設独自のデータベース(DB)を収集する作業だ。

例えば、日の出が有名な宿泊施設があれば、観光に適した時間などを提示するなど、基本情報で知ることができない詳細情報を集めるのが狙いだ。With Innovatioの関係者は韓国メディアの取材に対し、「事業主が施設を運営しながら利用者によく聞かれる質問をDB化する(中略)事業主が近くにいなくとも、必要な情報をアプリから簡単に取得できるようにする計画だ」と説明している。

With Innovatioも今年、エンジニアを40人ほど新規採用する予定だ。すでに一部の人員が補充されており、大企業や大手IT企業からも採用されたことが確認されている。同社CTOのユン・ジンソク氏は「新しいエンジニアを採用したらまずソフトウェアに集中する。長期的には人工知能に投資しようと思う」とメディア取材に答えている。

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