スター・ウォーズ「R2-D2」に似たプロジェクターロボット「キッカー」が米で発売

ロボティア編集部2017年12月19日(火曜日)

映画「スター・ウォーズ」に登場する「R2-D2」に似たプロジェクターロボット「キッカー(Keecker)」がリリースされた。人間の音声コマンドに応じて、壁や天井などに映像を映し出してくれる。

仏ロボットスタートアップ・キッカー(製品名と同名)は、クラウドファンディングサイト「キックスターター」で5年間にわたり資金を募り、研究開発の末に同プロジェクターロボットをリリース。現在、米国で先行的に販売されている。

キッカーは、スマートTVおよびゲーム装置の役割を担う。家の中を歩き回り、TV画面を表示したり、ゲームをする画面と音声を用意する。また、アマゾン・エコーやグーグル・ホームなど、家庭用アシスタントに音声命令を下すだけで動作する点が特徴となっている。Android TV用のオペレーティングシステムを搭載しており、グーグル・プレイストア、クロムキャストなど、グーグル・アシスタントがサポートするコンテンツを鑑賞することができる。

搭載されているのは、クアルコムの「Snapdragon 820」、90度調節可能なHD級プロジェクター、360度オーディオ、ビデオキャプチャシステム、会議コール機能など。価格は32GBの保存容量を持つ基本モデルが1790ドル、160GBは1990ドルだ。