DARPAが自律型ドローン&地上ロボット「群集戦術」強化に着手

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米国防高等研究計画局(DRAPA)が、「攻撃型群集可能戦術(OFFSET:OFFensive Swarm-Enabled Tactics)プログラム」の第2次事業に着手する。OFFSETのコンセプトは、複雑な都心環境で敵と対峙している歩兵部隊が、250台以上のドローンと自律型地上ロボット(UGSc)を活用して、敵を検出・偵察活動を行うというもの。言い換えれば、群集自律性、人間-群集ロボット間の協力を通じて、歩兵部隊の戦力を支援するというものだ。

DARPAはOFFSETの迅速な技術開発のため、「第2次群集スプリント(swarm sprint)」の提案を受けつける。群集スプリントは、「群集自律(Swarm Autonomy)」「人間-群集協力(Human-Swarm Team)」、「仮想環境(Virtual Environment)」、「物理的テストベッド(Physical Testbed)」など、5つの主要な領域に分けられている。

「第1次群集スプリント」には、ロッキード・マーチン、SoarTech、Charles River Analytics、メリーランド大学、カーネギーメロン大学などが選出され、偵察活動、作戦地域のセマンティックマップ作成、セキュリティ上の脅威確認および防衛上の群集ロボット戦略などが開発される。

一方、第2次群集スプリントでは、「OFFSET群集システムインテグレーター(OFFSET Swarm Systems Integrator)」と協力し、群集ロボット戦術の評価と自律性向上ためのアルゴリズム開発が推進される。DARPA戦術・技術事務局(TTO)のプログラムマネージャ、Timothy Chung博士は「群集ロボットの自律性向上を通じて、複雑化する都心内の環境に合わせた戦闘対応能力を高めたい」と、プログラムについて話している。