米エアロヴァイロンメントが偵察用小型ドローン「スナイプ・ナノ・クワッド」納品

ロボティア編集部
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photo by AeroVironment Inc

 米ドローンメーカー・エアロヴァイロンメント(AeroVironment)が、軍兵士が携帯できる小型クワッドコプタードローン「スナイプ・ナノ・クワッド(Snipe Nano Quad)」を開発した。同機体は戦闘地域や危険区域で兵士たちの目の役割を果たすというコンセプトのもと開発された製品だ。

 エアロヴァイロンメントは長年、小型ドローンを専門的に開発してきた企業だ。過去には、2つの翼で飛行する同社製「ハミングバード・ドローン」が世間の関心を集めたことがある。

photo by AeroVironment Inc

 今回公開されたスナイプ・ナノ・クワッドのデザインは、正方形で折りたたみ式。重量は140グラムで持ち運びに便利だ。ドローンが上空から撮影した可視光線や赤外線画像を、兵士の携帯している制御ユニットに送信する機能を備えている。なお最大速度は時速32Km程度で、飛行可能距離は1Kmほどとなる。連続飛行可能時間は15分間。サイズが小さいので、敵に識別される可能性が低いとメーカーは説明している。

 エアロヴァイロンメントは今年4月、米政府機関に20台の無人偵察機を供給したと発表しているが、その機関がどこかについては口を閉ざしたまま。現在、米国境警備関連分野のサプライヤとして登録されており、米陸軍とも取引関係があると言われている。

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