中国のAI・ロボット産業「爆発的成長期」に突入...中国の研究院が分析

ロボティア編集部
ロボティア編集部

CIECCの別の関係者は、医療業界もAIの重要なビジネス領域になると指摘。昨年、中国で診療を受けた人口は80億人に達するが、1000人あたり1.5人しか医師が配置されていない厳しい現状があるという。それ故に、医療環境のおけるAI製品・サービス成功の可能性は高いという説明だ。

一方、中国のAI産業の現在地についてネガティブな意見もある。英オックスフォード大学は今年3月、レポート「Deciphering Chinas AI-Dream」(中国のAIの夢を読み解く)を公開。米国と中国の「AI潜在指数」(以下、AIPI)を比較し、中国の人工知能(AI)の力量は、米国の半分であると評価した。AIPIは、「ハードウェア」、「データ」、「アルゴリズム」「商業化」の4領域から、国家のAIに関する能力を総合的に測定した指標となる。レポートは、それら4領域のうち「データ」のみ中国が優位な状況にあり、残りの3つでは、米国に大きく劣っているとした。AIPI指数では、中国17点、米国33点と結論されている。

産業の爆発的成長の中で技術・人材・エコシステムを確立し、名実ともに「AI産業の覇者」になれるのか。中国の今後に注目したい。

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