「ロボット導入反対!」 ラスベガスのカジノ従業員がストライキ

ロボティア編集部
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労組スポークスマンはこれに対して、技術の進歩を否定しないとし、その上で大量失業を認めることはできない、また新たな雇用の創出とそれに伴う離職・職業教育プログラムをつくり、一方的な人員削減や解雇はやめるべきという立場を取っている。

現在、ホテル側と労組は交渉を進めている。ラスベガス地域を代表するMGMリゾートは、地域雇用創出、従業員と家族のために最大限の支援を準備している表明。その他、労組が要求したセクハラ防止などの要件にも積極的に対処を講じるとしている。しかしながら、その約束が果たされるかは未知数だ。

ラスベガス地域の労働組合は、1984年にも二ヶ月にわたる長期ストライキを行ったことがあるという。当時、ストライキにより生じた潜在的な損害は約2億ドルと見積もられている。

現在、ラスベガス市当局も両社の仲裁を進めているという。大規模なストライキが、1984年の悲劇を繰り返すことを避けるためだ。ラスベガス観光局の関係者は、「ロボット導入による良くない先例を残してしまうかもしれない(中略)市とホテル、労働者の両方に有益な方向に進むため互いに譲歩する姿を見せなければならない」と指摘している。