農業用光線治療ロボットを開発するSaga Roboticsが約12億円を調達

ロボティア編集部
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Photo by SAGA Robotics

ノルウェーと英国に拠点を構える農業用ロボット企業「Saga Robotics」が、国際的なファンドやVCから950万ユーロ(約12億円)の投資を誘致した。

同社は、イチゴ、ブドウなどの作物に生じる白カビをコントロールする光線治療ロボット「Thorvald」を開発し世界に供給している。ノルウェー、アメリカ、イギリスなどの農場では、同ロボットプラットフォームを活用した作物の栽培も始まっている。最近では、イチゴを収穫する自律型ロボットも開発しており、間もなく商品化に乗り出す予定だ。

今回の投資には、ノルウェーのPropagator Venture、NysnøClimate Investments、英国のADMキャピタル欧州、オランダのRabobankなどが参加した。

Saga RoboticsのPal Johan代表は、2050年までに人類は食糧生産を倍以上に増やす必要があるとし、ロボット&デジタル化が農業革命の重要な要素になる指摘している。一方、投資家として参加したADMキャピタル欧州の役員・Alastair Cooper氏は、Thorvaldプラットフォームが、カビ防止剤や殺虫剤の使用を抑制し、生産性の向上に寄与。農作物データを取得することで、よりインテリジェントな農業を可能にすると投資の経緯を語っている。