LG化学が米アマゾンの物流自動化ロボット用バッテリー供給へ

ロボティア編集部
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photo by amazon robotics HP

LG化学が米アマゾンに、物流自動化ロボット用のバッテリーを供給することが決まったと報じられた。供給が開始されるのは2023年から。製品は電気自動車メーカー・テスラにも供給されている円筒形電池だという。

アマゾンへの納品を売上規模に換算すると、数十億円規模とそれほど大きくない。LG化学は今年第2四半期にバッテリー部門だけで約3000億円の売り上げがある。しかしながら、物流ロボット用バッテリー需要が急増されると予想されるなか、アマゾンを新しい顧客に迎えるということは、非常にポジティブな要素だと関係各所は評価している。

投資銀行・マッコーリー銀行は、サービスロボット市場が年平均32%成長し、2025年には1000億ドル規模に達すると予測している。バッテリー需要も順調に伸びるとする見通しが多い。

今後、LG化学は米ボストンダイナミクスと大規模なバッテリー供給契約を締結する可能性もあると業界関係筋は見ているという。LG化学はバッテリー分野で2万2016件の特許を保有しており、2024年に同分野の売上を約3兆円まで増やす目標を立てている。今年1~7月には、世界の電気自動車バッテリー市場において、中国・CATL、日本・パナソニックなどを追い抜きシェア1位(25.1%)を獲得した。電気自動車やロボットだけでなく、電気船舶、ドローンなどに供給先を拡大しようとしている。