ドローン専門メディア運営者に聞く、2016年ビジネス最新動向

ロボティア編集部
ロボティア編集部

singapore
photo by sf.co.ua

―ニュースサイトもそうですが、DroneCloudも世界をかなり意識されたサービスだという印象です。阿部代表は、もともとシンガポールのベンチャー企業で勤務されたことあるそうですが、やはりグローバル市場を強く意識されているのでしょうか

 はい。現在展開しているドローンビジネスは、世界で勝てるサービスにしたいと思っています。DroneCloudもすでに英語版でサービスを開始しています。もともと、僕自身は日本で起業する以前、シンガポールのベンチャー企業で働いていました。当時、オフショア開発のマネージャーとして、東南アジアに駐在する機会にも恵まれました。

 シンガポールには多くのベンチャー企業があるのですが、シンガポール国内の人だけではなく、外国人がシンガポールに来て起業するということも珍しくありません。加えて、シンガポールは国内市場がそれほど大きくないため、それらのベンチャー企業は最初からアジア全域ですとか、グローバル市場を想定してサービスや製品を作るということが多かった。

 そのシンガポールでの経験を、今回のドローンビジネスにも活かしたいと考えています。グローバルで通用するプロダクトは、最初からグローバルを前提に設計がなされています。DroneCloudもそういったことが意識されて開発が行われています。

―シンガポールや東南アジアで仕事しながら印象深かった点は

 ベトナムで働いていた時、現地の若者が仕事をしている姿を見ながら感じたことがたくさんありました。正直、彼らは日本の人々に比べれば所得もそれほど高くないのですが、みんな楽しそうに働いているんです。

 日本の同世代の方々と比べると、そういう未来に対する希望とか、日々を楽しむというところに差があるような気がしました。将来に対しての期待値がとても高く、国自体が前向きとでも言えばよいでしょうか。

 当時は、僕自身も東南アジアで起業したいと考えていて、日本で起業するということにはこだわりをもっていませんでした。しかし、そういう姿を見ながら、日本のために経済貢献したいという気持ちになり、日本で起業する決心をしたんです。