女性のメイクアップを手伝うロボット「口紅ロボット(lipstick robot=リップスティック・ロボット)」が登場した。人間がスマートフォンをいじったり、本を読んでいる間、ロボットアームが口紅を塗ってくれるように設計されている。
2月6日、スウェーデン・ストックホルム出身の女性発明家シモーネ・ギールツ(Simone Giertz)氏が、自身のYouTubeチャンネルを通じて、口紅ロボットを公開したと米C-NETなどが報じた。
口紅ロボットには小型ロボットアームであるユーアーム(uArm)が取り付けられており、口紅を塗ってくれるようプログラミングされている。 ユーアームは机の上で使用できる卓上ロボットアームで、マイクロコンピューターボード・アルドゥイーノ(arduino)をベースに、オープンソースのソフトウェアを使用してユーザーが用途に合わせたプログラミングを施すことができる。
ギールツ氏が公開した6秒間の動画には、口紅ロボットが”下手くそ”に口紅を塗りたくる様子が収められている。あまりに強く口に擦りつけたせいか、最終的には口紅が壊れる始末。CNETのによると、ギールツ氏はエンジニアや専門家ではないとのこと。ただ彼女の動画は、ロボットのミスに対してもいつも冷静を装うことで笑いを誘い人気を博している。
オルチュ氏はこれまでも、寝ている人の頬を叩いて起こす目覚まし時計ロボットや、朝ごはんを食べさせてくれるロボットなど奇抜なアイデアを動画で公開し話題を集めてきた。
(ロボティア編集部)