ロボットスタート北構武憲氏に聞く、ロボット化する社会と広告

ロボットスタート北構武憲氏に聞く、ロボット化する社会と広告

関連ワード:

Posted date:2016.02.14

ロボットスタート 

 広告含め、ロボットビジネスにどのような展望を持たれていますか?ロボットスタートの今後の方向性など含めてお聞かせください。

 ロボットが新しい時代のプラットフォームになるということはまず間違いないかと思います。そのなかで、ロボットアプリケーションの売買や、アドネットワークなどもビジネスとしての展望があると思います。ただ、普及状況を考えるとあまり未来を読めない部分もある。一方で、そのような状況だからこそ、うちみたいなベンチャーにも門戸が開いているという気もします。

 現時点で、どのようなビジネスが正しくて、間違っているかを議論するのはあまり意味がないと思います。

 ただ、ロボットが決定的に普及するためにはキラーアプリが必要になってくると思っています。スマホのLINEみたいな存在ですよね。新しいデバイスであるロボットのキラーアプリは何かというのは現時点では誰も分かっていませんので、各社、試行錯誤しながら作っている状況だと思います。

 方向性としては、ロボットが普及するためには、キラーアプリが出てこなければならない、そのためにはデベロッパーがしっかりと生まれてくる生態系や土壌が必要ではないかと。もともとロボットライブラリも、そのような経緯から作りました。アプリを販売できるシステムがあれば、ロボットアプリクリエイターの方々が作ったアプリをマネタイズすることができますので。

 今後、家庭向けの小型なサービス用ロボットが発売され、価格も10万円くらいであれば、パソコンのように購入する人も増えてくるのではないでしょうか。

 世の2~3割の世帯にロボットがいるような状況になれば、広告ビジネスも広がる可能性を感じています。ただし、ロボットがどのタイミングで普及するかは世の中全体の判断によるところがすべてですので、私どもとしてはコンサルティングという形で企業の後押しをさせてもらいながら、あらゆるサービスロボットに対して広告を配信できるプラットフォームを、ひとつひとつ地道に準備していきたいです。

(取材・文 河 鐘基)

(写真提供:ロボットスタート株式会社)

 

1 2 3 4 5 6 7