韓国・サムスンが家庭用ロボットJIBOなどに続々と投資

ロボティア編集部
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イ・ジェヨン会長
photo by 韓国経済 2020年までIOCのスポンサーを継続すると発表した際のイ・ジェヨン氏(2014.08.17北京)

昨年5月に急性心筋梗塞で倒れたイ・ゴンヒ(李健煕)会長の座を受け継いだイ・ジェヨン副会長(47 写真右)。ロボット分野への投資は、彼が導いて行くサムスンの未来ともつながりが深い。スマートフォンの販売不振で苦戦しているサムスン電子と、業績悪化でグループレベルの経営診断を受けているサムスンSDI、非主力事業の構造調整を終えたサムスン電気など、サムスン系列会社がヘルスケアやスマートカー、IoTに集中するという意味にも解釈することができる。サムスン電子の関係者は、「サムスンベンチャー投資が設立初期の半導体やディスプレイ技術を保有している企業に投資したのが、サムスン電子の半導体、ディスプレイ事業の急速な成長を導いた」と「将来の技術を確保するという観点から投資を増やしている」と説明した。

スタートアップに対する投資は、サムスンの実際の事業も繋がっている。去る2日、サムスン電子が公開した「スリップセンス」が代表的である。この製品は、今年の初め、サムスンベンチャー投資が投資した、イスラエル・ベンチャーのアーリーセンス(EarlySense)のセンサー技術を活用したもので、ベッドのマットレスの下にこの機器を置くと、睡眠中の脈拍や呼吸、動きをリアルタイムに分析することができる。

イ・ジェヨン副会長が大株主(持分11.25%)であるサムスンSDSは、去る7月、サムスンベンチャー投資とともに100億ウォン(約10億円)の投資ファンドを設立した。業界関係者は、「人工知能技術など、将来有望な技術の確保に投資するものとみられる」と述べている。

(ロボティア編集部)