ベビー用ソーシャルロボット「テガ(Tega)」が開発される

ロボティア編集部2016年3月8日(火曜日)

 MIT傘下「パーソナルロボットグループ(Personal Robotics Group)」が、幼児のためのソーシャルロボット「テガ(Tega)」を開発した。

 テガは、MITがこれまで開発してきたベビー用ソーシャルロボット「ドラゴンボット(Dragonbot)」の性能を改善したものだ。なお、2011年に開発されたドラゴンボットは、Androidスマートフォンを搭載したクラウド式ロボットである。今回開発されたテガは、子供たちとともに遊びながら、言葉を教えたりと教育に使用できる。ドラゴンボットと同様に、Androidスマートフォンをロボットの“頭脳”として活用する。

 テガは愛着が湧きやすいアニメキャラクターのように毛で覆われている。一種のソフトロボットで、子供が扱っても安全を担保できるように設計されている。また、頭を上下に動かしたり、体を左右に傾ける動作が可能であり、子供とコミュニケーションするために“感情表現”も行うことができる。タブレット用アプリケーションをインストールすれば、さまざまな遊びや教育コンテンツも利用することができる。

photo by Personal Robotics Group