米ファーストフード・ホワイトキャッスルが調理用ロボット「フリッピー」導入

ロボティア編集部
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Photo by Miso Robotics

米ファーストフードチェーン・ホワイトキャッスル(White Catsle)が、Miso Roboticsの調理用ロボットを導入すると現地メディアが報じた。ホワイトキャッスルは、長方形のハンバーガーである別名「スライダース」で有名だ。過去には、米人工肉メーカー「インポッシブルフード」を取り入れた最初のファーストフードチェーンであり、新しいテクノロジーの受け入れに積極的。今回も、米国のファーストフードチェーンとしては初めて、Miso Roboticsの調理用ロボットを導入する。

ホワイトキャッスルは現在、シカゴの店舗で調理用ロボットをテストするため計画だ。今後、米国全体の店舗に拡大する案を検討している。なお、シカゴの店舗では、調理用ロボット「フリッピー」をテスト中だが、今後POSシステムと連動する案も推進している。レジで顧客の注文履歴を入力すると、ロボットがすぐに料理を始める仕組みだ。ホワイトキャッスルは9ヶ月前からロボット導入について協議を進めており、ハンバーガー、チキン、フライドポテトなどの調理にロボットを活用するという。

なお、ロボットの導入により、従業員の雇用は影響を受けないというのがホワイトキャッスル側の説明だ。ロボットの導入で調理時間が早くなり、廃棄される食材が減り、最終的に顧客サービスの質が高くなるとしている。加えて、新型コロナウィルスの流行による顧客の感染に対する懸念を解消するためには、人間のアクセスを最小限に抑えることができるロボットシステムの導入が必要だとしている。

Miso Roboticsのシステム設置費用は、一般的に初期費用3万ドル、毎年1万5000ドルを支払う方式だ。しかしながら、ホワイトキャッスルとの取引条件は少々異なるとも伝えられている。Miso RoboticsのBuck Jordan CEOは、全体的なコストを1万5000ドル水準まで下げることを目標にしていると報じられている。