コーヒーの淹れ方を3000時間学習したAIバリスタロボットが登場

ロボティア編集部
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中国のロボットメーカー・オリオンスター(猎户星空)が、コーヒーを淹れるロボットバリスタ「智咖大師」(スマートコーヒーマスターの意)を開発・公開した。白いボディに頭とカメラ、ロボットアームが取り付けられたタイプのロボットだ。

ロボットアームは各6個の軸で構成されており自然に動作。掴む物体の形状と重量に応じて力を調整し、精密にグリップする。搭載された人工知能(AI)は、ドリップコーヒーを淹れる方法を3000時間ほど学習しているという。オリオンスター関係者は、人間のスタッフに比べ疲れを知らず、淹れるコーヒーの味も一定というメリットを強調する。

コロナ禍が世界中で猛威を振るうなか、非接触サービスを提供するロボットへの関心が高まっている。オリオンスターの親会社である中国IT企業・チーターモバイル(猎豹移动)は、ロボットバリスタが今後、空港ラウンジ、ホテル、オフィス、大規模ビル、展示場などで使用されると予測している。実際にロボットは以前まで、中国国内において主に工場など製造業の分野で使用されていたが、サービス分野で徐々に人間を代替し始めている。智咖大師の販売価格は6万8650ドル。人件費を削減する効果もあるというのが企業側の説明だ。

なおバリスタロボットもまだ人間の支援が必要だ。グラインダーにコーヒー豆を入れたり、新しいペーパーフィルターを補充するのは人間のスタッフの役割となっている。