UAE政府「ドバイでロボット・ドローンの国際スポーツ大会を開催」

Robots-Camel-Racing-ロボットラクダレース
photo by onclickinfo.com

 ドバイではドローンレースの他にも、「ロボットラクダレース」など、すでに様々なイベントが過去に行われている。今後も、ロボティクス分野におけるスポーツエンターテイメントをより一層盛り上げることで、自国のイノベーションに力を注いでいく方針なのかもしれない。

 一方、スイスでは今年下半期に、最新のロボットをまとった身体障害者「バイオニックアスリート」たちによるスポーツの祭典「サイバスロン(Cybathlon)」が開催される。主催はスイス国立コンピテンスセンターロボティクス研究所(Swiss National Competence Centre of Research in Robotics=NCCR Robotics)だ。動力付き人工膝、着脱可能な人工腕、強化外骨格、電動車椅子、筋肉電気刺激装置、最新型ブレイン・コンピューター・インタフェース(BCI)などを使った、さまざまな競技が用意されているという。

サイバスロン_cybathlon
photo by Youtube

 ワールド・フューチャー・スポーツゲームズでは水泳、陸上、格闘、レース、卓球、サッカー、ドローンレースなど、さまざまな種目で、ロボットやドローンの性能が競われる予定だ。もし最初の大会が成功すれば、2年ごとの開催が視野に入れられている。ロボット×スポーツという枠組みは、今年を境に、世界中で一気に市民権を得るのだろうか。各国の試みを注視したい。

河鐘基

記者:河鐘基


1983年、北海道生まれ。株式会社ロボティア代表。テクノロジーメディア「ロボティア」編集長・運営責任者。著書に『ドローンの衝撃』『AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則』(扶桑社)など。自社でアジア地域を中心とした海外テック動向の調査やメディア運営、コンテンツ制作全般を請け負うかたわら、『Forbes JAPAN』 『週刊SPA!』など各種メディアにテクノロジーから社会・政治問題まで幅広く寄稿している。