ロシア軍の陸上部隊で進む「ロボットプラットフォーム化」

ロボティア編集部
ロボティア編集部
ロシア軍イメージ
photo by The Russian Defense Ministry

 ロシア軍が地上任務にロボットを導入する計画を進めている。今後、ロボットは弾道ミサイル基地周辺の国境や地雷除去、戦闘兵支援など特殊任務に向けて運用段階に入る。ロシア戦略ロケット軍内に創設された特殊部隊が、これらのロボットの一部を運用する予定であり、初となる“ロボット境界部隊”が2017〜2018年頃に運用開始される見込みだ。

 ロシア軍はロボットプラットフォーム研究に熱を上げている。まず、偵察任務用の装置を搭載した小型車両ロボットが確認されている。ここには、機関銃やミサイルを装着することができる。一方で、兵力輸送車をグレードアップした無人地上戦闘車両(UGCV)も開発中だ。

ウランー14
ウランー14 photo by defense-update.com

 地雷除去ロボット「ウラン-6(URAN)」は、クロアチア地雷除去ロボット「MV-4 Dok-Ing」のロシアバージョンで、最大でTNT 60kg相当の地雷を探知・識別・破壊する。一方、「ウラン-14」は障害物の除去と消化を担当する。両ロボットは兵士が下車した状態、および後方1500mに待機した別の車両で制御することができる。なお、このウラン-6とウラン-14はロシア陸軍現役部隊が運用する予定だ。

ウラン-9
ウランー9 photo by defense-update.com

 最新型、かつ完成度がもっとも高いと評価されているのが武装偵察ロボット「ウラン-9」だ。特殊設計された砲塔、2A72型自動砲1門、関連照準機を装着した7.62mm同軸機関銃が装備されている。また、折りたたまれた部分にはミサイル10発を搭載。9S120アタカ(Ataka)、対戦車誘導ミサイル4発、9K33イグラ(Igla)などで構成される。