Googleがドローン配達に向け特許取得するも…課題は山積み

ロボティア編集部
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グーグルドローンプロジェクト_drone
グーグルの人道的ドローンプロジェクトDr.One photo by google

 さて、米国では順調にドローン配送技術が開発されていると思いきや、そのような特許や技術があったとしても、ドローン配達の実現には「まだほど遠い」とする意見が多いようだ。

 例えば、ウェドブッシュ証券(Wedbush)のアナリスト、マイケル・パッチャー(Michael Pachter)氏は、配達中のドローンが荷物を落とさず、また高速道路に不時着し事故を誘発しないなど、人々にとって安全であると確信を持つには、少なくとも5年~10年以上はかかると予想している。

 なお、Google広報担当者は「さまざまなアイデアについて特許を保有している(中略)それらのいくつかは後に商用化されるだろうし、実際の製品やサービスに搭載されないものもあるだろう」と述べており、これはあくまで、ドローン配送の実現に向けて前向きに技術の開発・および確保を続けるという立場を示しているに過ぎない。おそらく、Google側もすぐに実現するとは思っていないが、今後のビジネス的な広がりを考慮して用意は怠らないという考えなのかもしれない。

 現在、ドローンの墜落については、機体にパラシュートを搭載して、安全策を図るという試みが増えつつある。ただ、そうような安全策を講じたとしても、機体および荷物の落下が100%ないとは言い切れないだろう。おそらく、10年後ですら無理ではないだろうか。そうなると、技術は発展しても世論が納得せず、いつまでもドローン配送が実現しない可能性がある。