韓国ではドローンがゴルフコース管理に使用されている。高画質カメラを搭載したドローンが多方面で活用されているが、韓国・釜山のとある機張アシアードカントリークラブは、ゴルフコース管理の現場にドローンを導入した。ゴルフ場面積は150万㎡あり、森林が生い茂っているため人間が管理するのが難しかった。そこでドローン活用するというものである。
アシアードカントリークラブの関係者は、「台風・豪雨・火災など各種の災害に備えて、防災点検や被害発生時の状況を正確に把握し効果的に対応するため、ドローンを導入した」とし「ドローンがゴルフ場の管理の新しい手法となると期待している」と述べた。
同じく釜山の海雲台海水浴場では、市が推進するスマートシティ事業のひとつとしてドローンのテスト飛行が行われている。ドローンが航空パトロールしながら、毒性クラゲ、海水浴場を訪れた人々の安全などを確認し、おぼれている海水浴客を発見した場合、搭載された救命チューブを投擲する役割を果たす。7月末にテスト飛行をした際に一度墜落しているが、整備を終えて再び現場でテストが行われている。昨年末、山火事や森林破壊の監視用にドローンを導入した海雲台区は、海水浴場周辺の車両の流れを把握する用途などにドローンの利用の幅を広げる方策を検討している。