米オバマ政権が銃規制の方針を発表「スマートガン」導入に前向き

米オバマ政権が銃規制の方針を発表「スマートガン」導入に前向き

Posted date:2016.05.08

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photo by npr.org

  米オバマ政権が銃規制のための報告書を発表。報告書の柱のひとつとして「スマートガン(smart gun)」を前向きに活用していくという方針が組み込まれた。スマートガンの定義として重要になるのは、半導体チップを利用した銃で、所有者の指紋を認識し発砲の可否をコントロールできるという点となる。

 4月29日、米行政府はスマートガンの詳細と、ガイドラインが盛り込まれた規定を連邦・州・地方政府に配布した。発射を制御できるが銃を使用して、事故や不正使用を防ぐというのが、米行政府の意図するところだ。

 これまで、米国では銃と関連する事故が続いており、米行政府は事故防止を防止するための方法を模索してきた。現在は、銃そのものの使用を規制するよりも、最新テクノロジーを導入し、銃の使用を監視・コントロールする方向に舵を切りつつある。

 スマートガン導入に関しては、技術的にそれほど困難ではないという。ホワイトハウスのヴァレリー・ジャレット(Valerie Jarrett)常任顧問は、報告書を通じて「現在のスマートガン技術で、安全装置を確保することは難しくない」と言及している。そのジャレット顧問の自信の背景には、スマートガン関連技術の急速な発展がある。加えて、シリコンバレーの伝説的な投資家ロン・コンウェイ(Ron Conway)の援護射撃が、ホワイトハウスの背中を押している。

 コンウェイ氏は過去に、メールを通じて「スマートガンを通じて意図していない銃撃を防ぐことができ、結果的に安全な社会の雰囲気を作ることができる(中略)私たちの技術に対する挑戦が、スマートガンの明るい未来を創出することができるものと期待している」とコメントしている。

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