米メディア「自動車テクノロジーに影響力のある10人」を発表

ロボティア編集部2016年5月15日(日曜日)

 アメリカの自動車情報メディア 「ザ・ドライブ(The Drive)」は、「自動車テクノロジーに影響力のある10人」をランキングで発表した。ランキングには、IT業界関係者が数多く名を連ねた。

 1位は現在、Googleで自動走行車の開発を牽引するジョン・クラフチック(John Krafcik)氏。クラフチック氏はかつて、ヒュンダイのCEO兼社長を務め、その以前にはフォードの一員だった。現在、Googleに属しているが、過去にヒュンダイのシェア拡大、及び収益を大幅に引き上げたという点、また自動走行技術においてもっとも重要なデータを収集、開発をリードしているという点で1位に選ばれた。2位には自動車市場に大きな影響を及ぼすイーロン・マスク氏(テスラモーターズCEO)が選ばれている。

 ランキングには、IT業界の大物たちも数名ランクインした。3位にはアップル社のティム・クック(Timothy Donald "Tim" Cook)CEO、6位に同社最高デザイン責任者であるジョナサン・アイブ(Jonathan Paul Ive)氏が名を連ねています。日本人からは、自動車レースゲーム「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典氏が5位にランクイン。レースゲーム「Forza」のクリエイティブデザイナーであるダン・グリーンウォルト(DanGreenawalt)氏も7位にランクインした。

「自動車テクノロジーに影響力のある10人」ランキング

10位:Pete Tenereillo氏(ネズミ取り情報共有アプリ「Trapster」創業者・前CEO)

9位:Uri Levine氏(ソーシャルナビゲーションアプリ「Waze」創業者)

8位:Christian Von Koenigsegg氏(スウェーデン高性能スポーツカーメーカー「koenigsegg」創業者・前CEO)

7位:ダン・グリーンウォルト氏(レースゲーム「Forza」クリエイティブデザイナー)

6位:ジョナサン・アイブ氏(アップル最高デザイン責任者)

5位:山内一典氏(「グランツーリスモ」シリーズのデザイナー、プロデューサー)

4位:Andre Haddad氏(カーシェアサービス「Turo」CEO)

3位:ティム・クック氏(アップル社CEO)

2位:イーロン・マスク氏(電気自動車メーカ・テスラモーターズCEO)

1位:ジョン・クラフチック氏(グーグル自動運転車部門CEO)