米・法律事務所がロボット弁護士を採用...破産関連業務を担当

人口知能弁護士
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 これまで米IT業界は、ロスのようなAIを利用し、法律サービスを提供する案を研究してきた。法律分析サービスプロバイダ・レックスマキナ社(Lex Machina)は、自然言語処理技術を使用し判例推移を分析することにより、特定の事件の判決がどのようになるか予測する試みをしている。また、ケーステキスト社は、クラウドソーシングを利用して、州裁判所と連邦裁判所の数千件の判例を分析している。

 膨大なデータから特定のデータを抽出する作業は、コンピューターや人工知能が得意とするところだ。AI弁護士の登場は、遅かれ早かれ実現するだろうと予想されていたが、今回、それが実現した形だ。

 人工知能の専門家たちは「テクノロジーをうまく活用できる人間が、最終的に勝つことになる」と、口々に予言している。チェスの世界ではすでに、人間の名手や人工知能よりも、人工知能とタッグを組んだ“そこそこの実力の人間”が勝利する確率が高まってきているという。

 今後、人工知能は弁護士の仕事を奪うのか、はたまた、人工知能の力を借りた新しいタイプのスーパー弁護士が誕生するのか。いずれにせよ、テクノロジーと人間というテーマにおいて、また新しい話題が生まれのだけは確かなようだ。