マクドナルドがロボット導入で世界的に人件費を削減!?

ロボティア編集部
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マクドナルド自動化
photo by ricochet.com

ワシントンポストは「すでにいくつかのファーストフードチェーンが、ロボットの導入を控え水面下の作業に入った」とし、「ロボットが本格的に人間にとって代わられる場合、330万人のレジスタッフ、300万人の調理担当者など、240万店の従業員の仕事が脅かされる可能性がある」と伝えている。

ピザフランチャイズ企業「ペルソナピザ」のハロルド・ミラー副会長は、ワシントンポストに「最低賃金の上昇は、飲食業界の収益構造をひっくり返す」と指摘している。また、「従業員に多くの賃金を与え長く雇用するためには店舗側が存続する必要があり、最終的にロボット導入を許容するしかなくなるだろう」と予想した。

この他にも、テーブルに注文用のタブレットを設置しドローンに配膳をまかせるなど、ウェイターの雇用も減っていくのではないかと予想されている。

一方で、最低賃金の上昇は、ファーストフード業界の自動化と従業員の大量失業をもたらさないだろうという見通しもある。ファーストフードチェーン「ファットバーガー」のアンドリュー・ウィエーダーホーン社長は「販売を促進する最高の要素は、やはり人間」とし、「食卓のタブレットは質問を聞いたり、おすすめを判断したりはできないでしょう」と述べた。加えて、「お客様は売り場に来て、『これをください』と人に言いたがるもの」とし「接客業界で、ロボットが人材を置き換わるという主張は前提から間違っている」と述べた。

米全国飲食業協会首席副会長であるハドソン・ライル氏は、「ファーストフード業界は接客業であり、高度な技術環境で顧客と従業員の親密度をどのように高めるかが課題となるだけ」とした。また「顧客に差別化された体験を提供するのがサービス業」と話し、「飲食店経営者はこれを肝に念じなければならない」と強調した。