2018年には約1兆円市場に!?期待高まるワイヤレス給電市場

ロボティア編集部
ロボティア編集部

充電ステーション_テスラモーターズ
photo by teslamotors.com

 昨今、スマート家電を始め、IoTの製品がますます増えている。こうした電気機器と切っても切り離せないのがバッテリー問題だ。

 IoT利用において、モノの遠隔操作や、データの送信をおこなうには電力が必要不可欠だが、遠隔操作や無線によるデータ通信の距離が長くなればなるほど、電力消費量が増加する。この電力をどのように供給するかが現時点で大きな課題となっていると同時に、すでに市場開拓への取り組みも始まっている。

 全自動運転者の開発に取り組むテスラモーターズ社は、充電作業まで自動化する計画を立てている。すでに、蛇のような形をした充電器が自ら動き、自動で充電をしてくれるシステムを昨年に披露している。

 ただ誰もがさらなる理想としているのは、駐車場などに止めるだけで充電できるようなシステムではないだろうか。そこで、自動車メーカーが着目したのが、駐車場に設置した送電機と、車に搭載した受電機をバッテリーと接続し駐車時に対向させるだけで充電ができる、ワイヤレス充電システムだ。

 このワイヤレス充電システムは自動車に限らず、家電製品や小型機器、医療機器や産業用ロボットなどにまで、応用が期待されている。

 米国のリサーチ会社であるIHS Technologyが2014年3月に発表したデータによると、ワイヤレス給電市場は2018年には85億ドル(約1兆円)規模になると予想されている。

 韓国の株式会社AVL KOREAは、売場に備えて使用するスマートフォンの無線高速充電機「充電バンク」を発売した。充電バンクはカフェや飲食店、カラオケ、ビリヤード場などさまざまな場で活用できる携帯電話の充電器だ。