ソウル大学でロボットジャーナリズムの研究進む

ロボティア編集部
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ソウル大学・言論情報学科のチームが、ユニークな研究を進めている。ロボットに報道記事を作成させる「ロボット・ジャーナリズム」の研究だ。

「ロボットが情報収集、分析して記事を作成する時間は0.3秒。コンピュータの処理速度に応じて、はるかに時間を短縮することができる。事実上、“速度”が無意味になる時代がくる」

上記は同研究チームを率いるソウル大学・言論情報学科イ・ジュンファン教授の言葉だ。教授のチームは、韓国経済メディア「ファイナンシャルニュース」に記事を供給していると言う。イ教授は「私たちはすでに、ロボットが作成した記事を消費している」と付け加えた。

なお、記事を作成すると言っても、ロボットが直接タイピングする訳ではないそうだ。イ教授によれば「アルゴリズムを介して、大容量のデータを高速かつ正確に処理することができるソフトウェア 」が、ロボット・ジャーナリズムの正体だと紹介した。ロボット・ジャーナリズムの利点は、災害報道などの人々に有用な速報記事を、迅速かつ正確に伝達できるという点。もともと、ノースウェスタン大学インテリジェント・インフォメーション・ラボラトリーの「Stats Monkey」プロジェクトが同分野の先駆けである。欧米では「ロボティック・ジャーナリズム(Robotic Journalism)」や「ライフレス・ジャーナリズム(lifeless journalism)」などと呼ばれている。

余談になるが、Stats Monkeyでは“驚くべき”プロジェクトが次々と進められている。例えば、ウェブ上のテキストや画像を組み合わせ自動的にバーチャル・ニュース番組を作り上げる「ニュースアットセブン(News At Seven)」や、ひとつの議題について様々な意見を検索することができるブログメタ検索システム「スペクトラム(Spectrum)」などがそれだ。