ロボットを導入した脚矯正手術が成功…世界で初となる事例

ロボティア編集部
ロボティア編集部

手術支援ロボット「ダヴィンチシステム」
手術支援ロボット「ダヴィンチシステム」

一方、韓国の翰林大聖心病院では、手術支援ロボット業界最大手インテュイティブサージカル合同会社(Intuitive Surgical)の「ダヴィンチシステム」を導入しているが、同ロボットを使った手術例が100件を越えたという。ダヴィンチシリーズは内視鏡手術をサポートするロボット。内視鏡手術は、手術の痕が従来の開腹・開胸手術等に比べ小さい。近年さまざまな手術で普及している。本来、内視鏡下手術は視野が狭く、器具の操作が難しいため習得に時間が掛かるとされているが、ダヴィンチシリーズはこれをサポートする。

内視鏡カメラとアームを患者に挿入し、術者が3Dモニターを見ながら遠隔操作で装置を動かすと、その手の動きがコンピュータを通してロボットに忠実に伝わり、手術器具が連動して手術を行う仕様になっている。高い技術力に裏打ちされているため、直観的にアームを動かすことが可能で、習得までの期間は内視鏡に比べて遥かに短い。しかも従来、人間では不可能とされていた動きを行うことが出来る。

翰林大聖心病院では、「ダヴィンチXiシステム」は主に、泌尿器科や産婦人科、外科、耳鼻咽喉科などで使用されており、2016年には300件ほどの手術を消化する予定だという。翰林大聖心病院のロボット手術センター長であるパク・ポンジョン医師は「現在は、ロボット手術の費用が高いのは事実。しかし、今後は大衆化が進み、廉価で質の高いサービスを提供できる状況が醸成されるはず」と話している。

(ロボティア編集部)