飛行船の穴を見つけて修理するロボット「スパイダー」

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 米軍事企業ロッキード・マーティンが、飛行船に空いた小さな穴を発見・修理するロボットを開発した。

 「スパイダー(Spider)」という名称の同ロボットは、ロッキード・マーティンのスカンクワークス研究所で開発された。まるで蜘蛛のように飛行船の表面を移動しながら、光センサーでスキャニングし、穴を見つけて修理を行う。

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 ロッキード・マーティンがスパイダーを開発した理由は、軍事目的に利用されるヘイル-D(HALE-D)など、大型の飛行船を補助するためである。

 ヘイル-Dは弾道ミサイル防衛システムを搭載した飛行船で、地上18kmの高度を最大で一ヶ月の間、地上におりずに飛行するタスクを負う。ガス漏れが生じれば運行に大きな障害となるが、これまで飛行船に空いた穴を人の目で探すのは非常に困難を極めた。ロッキード・マーティンは、飛行船産業が直面している大きな課題のひとつを解決するため、スパイダーを積極的に導入するとしている。