マイクロソフト社がARヘッドセット・ホロレンズの一般販売開始

ロボティア編集部
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マイクロソフト_ホロレンズ2
photo by microsoft

 これまで、同製品は開発者のみを対象に販売されてきた。しかし、いまや3000ドル(約30万6千円)を払えば、1人当たり最大5個までレンズを購入することができる。購入にあたっては、アメリカもしくはカナダに住んでいて、かつマイクロソフトのアカウントを持っているという購入条件がある。 売場での一般販売は、現時点では扱う予定はないようだ。

 もともとマイクロソフトには、ホロレンズを普及させ、開発者たちにソフトを作る基盤を用意することで、市場を開拓する狙いがあると考えられている。一般販売が開始したといえ、同製品はまだ開発者向け(DevelopmentEdition)であるだけに、用途も未知数だ。

 同社はまた、ホロレンズの使用の幅を広げるため、さまざまな試みを加速させている。今回アップデートにより新しく加わったのが、ホロレンズ・コマーシャル・スーツ(HoloLens Commercial Suite)だ。ここには、企業セキュリティに関する機能や、デバイス管理機能などが組み込まれている。使用するアプリケーションを制限したり、ユーザーの本人確認機能、ディスク全体を暗号化することができる、ビットロッカー(BitLocker)機能もある。

 今回のアップデートからは、ホロレンズを用いた製品をまず、企業を対象に大々的に普及させたいマイクロソフトの思惑が見てとれる。マイクロソフトは、インテルとAMD、クアルコム(Qualcomm) 、HTCコーポレーション、エイサー(Acer)、エイスース(ASUS)、デル(DELL)、ファルコンノースウエスト(Falcon Northwest)、HP、レノボ・コーポレーション(Lenovo Corporation)、マイクロスターインターナショナル(MicroStar International: MSI)など、12社にホログラム技術を提供することを発表した。

 また、ハードウェアパートナーを対象に、今年11月に開かれるハードウェア開発者会議(Windows HardwareEngineering Conference:WinHEC)で、マイクロソフトホログラムに対する詳しい紹介を進める予定だ。