英警察の内部資料「英国でドローンを使った犯罪が急増中」

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photo by derwiki (via pixabay)

 去る5月、マンチェスター空港の上空では、民間人が操縦していたドローンが、滑走路から離陸したボーイング757旅客機のコックピットわずか15mの距離まで接近する事件が起きた。国際民間航空機関(ICAO)は、このように偶発的に起こった超近接飛行を「ニアミス(Near Miss)」として分類している。 

 操縦者のミスによる墜落事故も増えている。まだ人命被害は報告されていないが、墜落したドローンが車を破損した事件は、実際に起こっている。また、ドローンによる“隣人トラブル”も起き始めている。サセックス州では、住民がドローンを散弾銃で撃墜しており、また別の地域ではドローンの飛行に不快感を感じた歩行者が、操縦者から操縦機を奪い、破壊しようとする事件が発生している。 

 「インディペンデント」は、英国の統計のみを伝えているが、世界各国でも関連犯罪は増加傾向にある。英警察の無人航空システム責任者スティーブ・バリー(Steve Barry)氏は、「警察と民間航空局は、ドローンが誘発する脅威を十分に把握して、適切な技術的対応策を開発するための作業を進めている」と対応策について言及している。