日立のロボット・エミュー3が羽田空港に案内員として就職か

ロボティア編集部2016年9月6日(火曜日)

 日立製作所が開発した人工知能ロボット・エミュー3(Emiew3)が、案内員として羽田空港にテスト導入される。

 リモートブレイン(remote brain)という名称の人工知能システムを搭載したエミュー3の身長は90㎝、体重は15㎏だ。リアルタイムでインターネットに接続され、多様な情報を収集する一方、周辺の物事を分析・認識する機能を持つ。また、騒がしい場所でも、人間の声を選んで聞き取ることができたり、認識した声を翻訳する機能も備えている。さらに、空港を巡回し落し物や忘れ物がないかチェックする。現場では、英語と日本語を駆使して外国人の案内を担当すると見られている

 エミューがはじめて登場したのは2005年。次いで2007年には自律走行機能を搭載したエミュー2が公開された。そして今回、人工知能を搭載したエミュー3の登場となった。