オーストラリア在住の8歳の子供が、ゴルフ場でドローンを撃墜。その動画が注目を浴びています。
8月29日、オーストラリアに住むルビー・カバナ(Ruby Kavanagh)ちゃんは、ニューサスウェールズのマゼンタショアーズゴルフ場(magenta shores golf club)で、ドローンにゴルフボールを当て墜落させました。
動画にはまず、プロゴルファーさながらのキレイなフォームでボールを打とうとするカバナちゃんの姿が。次の瞬間、カバナちゃんは大きな叫び声を挙げます。打ったボールが、自分を撮影していたドローンを直撃したのです。
もともとドローンは、カバナちゃんの練習風景を撮影するために導入されたもの。ティーグラウンドから約30m先のフェアウェイ上に浮いていたドローンは、ボールにぶつかるとバランスを失い、ラフに向いながら墜落しました。
ボールが当たった直後、カバナちゃんは「当ててしまった(I hit it)」と、両手で顔を隠して慌てた様子。この事件がメディアなどを通じて広まると、カバナちゃんには「ドローンキラー」という、少し物騒なニックネームが送られました。英デイリーメールは「ホールインワン」ならぬ「ドローンインワン」と、当時の状況を表現しています。
カバナちゃん自身は、インスタグラムに「ドローンのボールを当てた事実が、このように広く知られるなんて信じられない(中略)アレックスおじさん、あなたのドローンを墜落させてすいません」という文章を残しました。
現在、世界的に見ると、ゴルファーの練習や、コースの撮影に徐々にドローンが取り入れられはじめています。評判も上々のようですが、時には同じようなアクシデントが起こるかもしれません。
なお、2歳の頃からゴルフを始めたカバナちゃんは、オーストラリアで8歳の女子部門ランキングで1位になるなど、優れたゴルフの実力を誇る有望株だそうです。ドローンを撃墜した少女は将来、どのような選手になるのか。とても楽しみです。