オーストラリアのゴールドコースト・トゥイード・ヘッズ(Tweed Heads)エリアに店舗を構える「ポートサイドコーヒー」が、ドローンを使ったコーヒー配達の用意を進めているという。
同カフェがドローンによる配達を検討しはじめたのは、顧客からの提案があったからだ。カフェに足繁く通う撮影オペレーター、ヤーヘン・ジレット(Jagen Gillet)氏は、ある日、自分が持っているドローンを見せ、店舗のサービスに組み込むことを薦めた。ポートサイドコーヒーの創業者は、その真摯に受け止め実行に移し、そのアイデアをYouTubeに投稿。結果、インターネットユーザーから大きな反響を得ることに成功した。
ドローンを使ったコーヒー配達ついて、店舗関係者は誰も反対しておらず、むしろ非常に積極的だそうだ。今後は単に顧客により多くのコーヒーを売るためだけではなく、好奇心を刺激するエンターテインメント要素として活用していく計画だという。
同カフェの例のように飲食店で活躍するドローンは、「サービングドローン」という名で呼び始められてもいる。今後、世界各地で市民権を獲得できるか注目が集まる。
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