ポータブルで多目的「アシスタントドローン」Amazonが販売を計画!?

ロボティア編集部2016年10月23日(日曜日)

 流通大手・アマゾンが、音声コマンドを認識する小型ドローンの特許を、米国特許商標庁(USPTO)に登録したと報じられた。

 今回、特許が登録されたドローンは、ポケットやバッグに入れて持ち歩きが可能。ユーザーが必要なときに取り出し、言葉をかけると作動するという。

 特許出願資料には、さまざまな用途が想定された。例えば、こどもが迷子になった時。カメラで子供の顔を認識したり、子供の服についたバーコードを認識することで、効率的に探し出すことができる。また、駐車場のどこに車を停めたか忘れた時などにも使用できる。この場合、ドローンにモデルや色を伝えて探す形となる。

 さらに、航空機の墜落、海難事故など、緊急時にも使えるし、警察が逃走者を追跡する目的、火災現場における救助対象者確認、夜道におけるセキュリティー用途、犯罪現場の証拠撮影などにも応用することができるとする。

 アマゾン側は、ユーザーがドローンをポケットやバッグに入れて置き、いつでも飛ばせることで、「アシスタントの役割をはたすことができる」と説明している。

Photo by USPTO